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レンズの清掃について

いつもお世話になっております。照明拡大鏡のオーツカ光学の浅見です。
今月も、照明拡大鏡に関するアレコレについてお話をしていきたいと思います。
是非、ご一読下さい。

今回は「レンズの清掃について」です。

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弊社の主力製品の「照明拡大鏡」には、読んで字のごとく「照明」と「拡大鏡(レンズ)」が装備されています。
前回は「光源」について書きましたが、今回はもう一方の主役ともいうべき「レンズ」。
それも清掃について簡単にお話ししたいと思います。

製品のデモンストレーションでユーザー様の工場に伺い、現場でデモをしている時に見かけるのが、
油や埃で汚れてしまった拡大鏡のレンズです。
特にインラインで検査を行うユーザー様の場合、オイルミストでレンズがベタベタの状態になりがちで、
リーダーの方が、『これで本当に見えているの?』と、現場の方に聞いているのをよく聞きます。
この場合、ほとんどのケースが、照明拡大鏡を拡大鏡として使わずに照明として使用している様です。
レンズが汚れてしまったから照明代わりに使うのか?
元々が照明としての機能を重視していて、拡大鏡としては使っていないのか?
は不明ですが、拡大鏡として使っていてもレンズが汚れているケースは良く有り、
訪問デモの際はユーザー様のレンズを可能な限り清掃するようにしています。

オーツカの照明拡大鏡はレンズの大きいものが多いので、清掃を躊躇される方もいると思いますので、
ここでは交換システム式のレンズの方法を簡単に説明したいと思います。

1.まずは照明拡大鏡から取り外す・・・交換システム式のレンズをゴム枠ごと製品から取り外して下さい。
 (清掃の際にゴム枠から取り外す必要は有りません)

2.レンズ表面に付いた埃や異物を取り除く(出来ればエアーで)・・・異物が付いたまま拭くとキズになってしまいます。
 エアー等で表面の異物を良く吹き飛ばしてください。

3.柔らかい布で拭く・・・レンズクリーナを吹き付けたレンズ清拭用ワイピングクロス、
 またはガーゼの様な柔らかい布で力を入れずに軽く、円を描く様に拭いてください。

4.レンズをゴム枠ごと製品に取り付けて終了です。

因みに、1枚のレンズで構成された2倍、3倍と言ったレンズについては、ゴム枠から取り外して、洗剤で洗って貰ってもOKです。
1のエアーで埃を飛ばす代わりに水道水で埃を流し、薄めた中性洗剤で洗ってください。
要点は拭き上げで、水滴が残ったまま乾かすとレンズ表面に跡が残りますので、乾いた柔らかい布で素早く拭く事が肝心です。
あとはゴム枠に装着して製品に取り付ければ完成です。

色々と書きましたが、もっと手軽な方法をおっしゃる貴兄には・・・
10月中旬にオーツカ光学より「レンズクリーナーキット」を販売致します。

キット内容は
・OTSUKAロゴ入りワイピングクロス  大判200×200mmの高級ワイピングクロス×1枚
・水溶性セーフティーマルチクリーナー 18ml入り ハーブ配合・洗浄・抗菌・静電防止 ×1本
 メーカー希望小売価格は¥1,300(税抜)

ともに、弊社のレンズ担当者が、複数の候補を実際のレンズ清掃作業に試用して、「これが一番!!」なものを選びました。
清掃が難しい反射防止コートの清掃も、作業時間の短縮と清掃状態の向上が認められました。

照明拡大鏡を使ったより効果的な目視検査を行う為に、こんな製品が有っても良いかなと思ってます。
これからも、皆様の目視検査のお役に立てる製品づくりを目指しておりますので、ご期待下さい。

最後までお目通し頂き有り難う御座いました。

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