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「ワイドビュースタンドルーペ」のご紹介

いつもお世話になっております。照明拡大鏡のオーツカ光学です。
本年1月より配信開始の「オーツカ光学 営業部メルマガ」にて弊社製品を紹介させていただきました。
第1回目「有機EL作業・検査照明 モデライト EL-F」By 浅見
第2回目「大口径(だいこうけい)ガラススケール GS-A」By 関野
第3回目となる今月は、「ワイドビュースタンドルーペ」を、石瀬がご紹介させていただきます。

皆さんは、ルーペと言うと、最近は某CMでおなじみの、
〇ズキルーペを思い出す方も多いと思いますが、
実は弊社のワイドビュースタンドルーペのライバル商品でもあります。
「えーっ?そんなわけ無いだろ!」と多くの方に突っ込まれそうですが、
共に商品名に「ルーペ」と入っていることから、「物を拡大して見る」という
拡大鏡としての機能は共通ですが、外見からわかるとおり、
「〇ズキルーペ」はメガネ型、弊社の「ワイドビュースタンドルーペ」は据置き型、
と使い方が大きく違うのです。
使用する方の姿勢や目的によって使い分けるという意味ではライバルとも言えるのです。

実は拡大鏡には「作動距離」と言って、レンズの倍率毎に、
指定した倍率で物が拡大されて見える時の、レンズと対象物の距離は決まっているのです。
それは倍率が高くなるほど距離は短く(近づいていく事)なっていきます。

そのため、メガネの様に使っていても、固定した物を見た場合、
適正に見える位置は意思とは関係なく、倍率で決まっている為、
時には変な位置で頭を止めなければ、焦点が合わない事が起こるのです。
すると、お察しのとおり、長時間頭を動かさないと、首や肩への負担となり、
頭痛や肩こりの原因となってしまうのです。

翻って、弊社の「ワイドビュースタンドルーペ」は、前述の「作動距離」を確保した上で、
本体を設置すると、レンズ面が見える、通常の範囲からであれば、焦点の合った状態で、
物を拡大して見ることが出来るのです。例えば、新聞や本を置いて、レンズ越しに見ている間、
頭の位置を多少、前後させたり、角度を変えても、焦点の合った状態で
文字を見ることが出来るのです。その為、長時間、読書や作業をしていても、
体の動きに自由度が生まれ、無理な姿勢を強いられる事が少なくなり、
疲労の蓄積も少なくてすむのです。

まさに 《ワイドビュー【広い視野を】 スタンドルーペ【固定した拡大鏡】》、
と長い名前にも意味があったんですね!

ご理解頂けましたでしょうか。私は、決して〇ズキルーペをディスっているわけでは
ございません。その証拠に、ワイドビュースタンドルーペの上には間違っても座らない
「キャッ」ではなく、「ギャーッ」となるかもしれません(間違いなく壊れます)。 
あの性能は素晴らしいですね。

メガネ型、据え置き型、それぞれにメリット、デメリットがございます。
大事なのは使用する方が、自身の目的や環境に適しているかを想定した上で、
購入する事だと思います。そして、可能な限り、製品を試した上でのご購入をお勧め致します。

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