BLOG
12.112020
調光・調色LEDライトボックス『LZー1』のご紹介
いつもお世話になっております。照明拡大鏡のオーツカ光学の浅見です。
本メルマガでは、弊社の知られざる製品をご紹介したいと思います。
是非、ご一読下さい。
今回ご紹介するのは
調光・調色LEDライトボックス『LZー1』
です。
この製品をご存じの方はまだまだ少ないと思います。
展示会では結構な頻度で展示をしているのですが、弊社製品としては珍しく拡大鏡の機能の無い検査専用の照明と言う
地味な位置付けの為、お気づきにならない方も多いのでは?
実は2016年1月と、かなり以前に発売した製品ですが、改めて皆様にご紹介をしたいと思います。
この製品の特長は、何と言っても調色機能です。
LZ-1には作業者の目の疲労を軽減の為にブルーライトを低減できる暖色系のWARM WHITE光と、
寒色系のCOOL WHITE光の2色の照明を選択できる機能を標準装備しています。
一般的にブルーライトとは、光線中の波長の380~500nmの波長を指しますが、
LZ-1のWARM WHITE光では、COOL WHITE光と比較して25%程度少なくなるので、
製品の使用目的に色のご評価が無ければ、このWARM WHITE光を選ぶことで、
ブルーライトの影響も25%低下させる事が出来るのです。
また、対象物の色や反射性と言った様々な状況に対応するために、照明の照度調整機能も標準で装備しておりますので、
この2色の照明の光量を調整して異なる色温度の光を混ぜる事で、色調を変えて使用する事も出来るのです。
用途としては・・・
・貫通した加工穴の内面や直線のパイプ内面の検査
・フィルムや樹脂部品のピンホール検査
・アンプル等に封入された液中の異物や混入物の検査
・樹脂やガラスなどの透過質内部の異物や内包の検査
等です。
単体での使用は勿論のこと、例えばフリーアーム式の照明拡大鏡とのセットアップも効果的です。
〈拡大鏡同時使用例〉
また、本体部分は軽量ですので、デスクの上に置くだけでは無く、垂直に立てて使用する事で
作業性を向上させることも出来ます
(製品自体は自立しませんので、何らかの保持方法はお考え頂く必要が有ります)
オーツカ光学では、これからもユニークな製品を開発し発売して行きたいと思っています。
特に「目視検査」のフィールドで皆様のお役に立つために、主力の照明拡大鏡の開発は勿論の事ですが、
検査用の照明にも力を入れていきたいと思います。
現在の検査照明のラインナップは
・バーライトⅡ、Ⅲ、530型~光線の照射幅を狭くする事で表面の異常を可視化する事が出来ます。
・モデライト EL-F/FD型~目の負担軽減を目的に有機ELパネルを光源に使用した検査照明です。
(※申し訳御座いませんが、現在部材欠品中の為、納期を頂いております。)
・LZ-1型~今回ご紹介した調光・調色LEDライトボックス
が有ります。
それぞれに違う特長を持った検査照明シリーズ3機種にご興味のお持ちの方は、
弊社HPより「デモ機のご依頼」や「訪問、WEBによるデモンストレーション」をご活用下さい!
簡単な手続きで実機をご試用頂けたり、WEBによるコンサルテーションで目視検査の改善のお手伝いをさせて頂きます。
「デモ機のご依頼」はこちら
「デモンストレーションのご依頼フォーム」はこちら
最後までお目通し頂き有り難う御座いました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。