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社長ブログ:長男が横綱になりました。 47歳オジサン電車で号泣!!

長男が私の住んでいる地区のわんぱく相撲大会に優勝し、地区の横綱になりました。相撲を始めてちょうど一年になり、

一緒に歩んだ一年を振り返り、感じたことを書かせていただきます。

ここでいちばん感じたことは、「社員とともに同じ目標を持ち高めあえる関係」でありたい。

そんなこと想い書きます。

「わんぱく相撲大会」が8/29日に行なわれるということで、当初、親の私だけが積極的でした。当事者の長男は、

「負けるのが嫌だ」ということであまり積極的ではなかったですが、

雨で中止となった不成立なった地区予選のわんぱく相撲大会で、2年前の優勝者に勝ったことにより、

大きな自信をつけたようで、8/29日東京地区大会は親子ともども「やる気に満ちた」気持ちで挑むことができました。

親子で共に目標がありそれに向かっていくということは貴重な経験でした。家族全体連帯感を持ち、

一緒にトレーニングをしたり、道場での稽古にも気合を入れて挑むことができたり、

妻はプロテインを飲ませたり、体重が増加するように食事にも配慮をしてくれて応援してくれました。

1年前の道場に入る前の長男は、勉強の成績は自慢できない、運動は得意ではない、集団でやるドッチボール、

サッカーのようなスポーツや遊びはできない、水泳をしても得意ではない、

落ち着きがなく毎日、私と妻に怒鳴られている日々で、ゲームとテレビを見ることくらいしか好きなことがない少年でした。

自己肯定感の低い、「俺は何をやってもダメ」という気持ちは彼の中で大きくなっていったと感じていました。

私には彼の今感じていることがとても理解できます。なぜなら、バカ息子のバカ息子で私のDNAを引き継ぎ、

残念ながら全く私と同じ道をたどっていることは、私も感じていました。

このまま行っても成績が優秀になることは可能性として極めて低いことは私もわかっていました。

長男には申し訳ない気持ちが私の中にあります。

そんなときに、コロナ禍になり、学校も習い事もリモートになりました。外にも出られず、

どんどん太っていく長男をみていて、私自身もこのままではいけないと彼が自己肯定感を持てないまま

成長してしまうのではないかという危機感を感じていました。

そんな家で過ごす日々のなかで、家で長男と押しあいして遊ぶ機会が増えました・・

「あれこいつ・・体重増えたし・・押す力はすごいな・・もしかして・・ラグビーとか相撲ならやれるじゃないか・・

集団のプレーはだめだから、相撲をやらせてみようかな・・」とふと私が考えました。

パソコンを広げて「相撲、少年、東京都」で検索をしまして、「通っている道場」に出会いました。

頭は悪いけど行動ならだれにも負けない自信がある私は、行動しかないと思い、昨年の8/30日に長男と見学に行きました。

見学の時から、マワシをしめて体験入門をさせていただき、マワシつけるかわいい我が子の姿を見て私は微笑ましい

限りだったのですが・・。

入門されている先輩方や先生方をみると・・「あれこれ本格的で・・やばくないか・・」というのが第一印象でした。

お話を聞くと「やれ全国大会優勝・・大きな体・・先輩方は私よりもでかい・・ガンガン筋トレしているし、

すごいな・・いや‥長男はやらないだろうな・・」と思っていたのですが、「どうする?入門する?」ときくと

「入門したい」という一つ返事でした。

どうせすぐに辞めると内心思いながら妻も同じことを話していました(笑)。

しかし、その想いは大切にしたい。昨年の9月から入門をさせていただきました。

もって三か月と思って入門したのですが、長男は辞めるとは言わず、

「相撲に勝った時の快感が辞められない」といい、どんどん相撲が大好きになってくれました。

「これなら彼をもしかしたら自己肯定感を上げられるかもしれない」そんな思いから

私の方がどんどんのめり込んでいってしまいました。そんな私をみて

先生からも道場のパパさんからも「子供を見守ってあげてください、相撲を好きになることが優先だよ」

と私が指導されてしまいました(笑)

すぐに辞めると思っていたのが、1年が経過しました。絶対やめると思っていたので、月払いにしていた月謝も、

「絶対やめさせない」と決意し年払いに変更しました。体もどんどん大きくなって、トレーニングをしたり、

相撲を研究したりして、だんだん強くなっていくことを経験する長男をみると、私も何か心に晴れやかな想いを感じました。

少し話はそれたのですが、そんな想いで迎えた8/29の「わんぱく相撲」でしたが

その日は、午前はわんぱく相撲、午後には下の子供たちの習い事の親の面接がありましたので、

朝からハードスケジュールと相撲のことが心配で、朝から血圧が上昇・・私だけ緊張していました。

当事者の長男ですが意外に冷静で、わくわくしている感じでした。

会場に到着すると私はますます緊張しました。長男は全く普段通りで緊張はしていませんでした。

そして、私をさらなる緊張させる事件が起こります。

子供はマワシをつけて、父親は上半身裸で筋骨隆々父親と子供が土俵で練習を開始、四股を踏み

当たり稽古、鉄砲までやる「すげえな・・まさか同じ地区じゃないだろうな」と思っていたら、

地区の試合にその子供と親が立っていました・・「え、マジ?」私はますます緊張しました。

心臓がバクバクバクバクなっていました。

「ありゃりゃ、これは負けるかもしれない」親の私だけ気合負けしておりました。(笑)

結果ですが、長男が冷静に相撲を取りまして、勝ちました。

これにより地区代表として都大会へ行くことになりました。緊張から、心臓が飛び出るかと私ですが、

勝った後も放心状態で(笑)。自宅に帰って血圧を計測したら、175/89でした。

大会を終えて、長男と帰り道の歩いているとき、

「パパ、俺は相撲をやってよかった。俺は相撲が無かったら何もない小学生だった、パパ、ありがとう」

その泣かせる一言に、電車の中で涙をこらえきれずに、ポロポロと目から涙がこぼれていました。

周りの人がドン引きするくらいの号泣しておりました。

お恥ずかしい限りですが、私の自己肯定感も彼のおかげで大きくなっていることを感じています。

「子供を育てるじゃない、子供に育てられる」ということはいわれていますが、それを実感しています。

残念ながら、都の大会では初戦敗退という結果ですが、来年に向け親子でまた目標を持ち頑張りたいと思います。

最後に締めですが、社員と目標を共有できている。その社員はいい仕事ができます。

そんな簡単なことが全社員とできていないことを痛感しています。

親子で同じ目標を持ち高めあうことができたことは、今後の経営にも非常に生かされることを体感させてもらい

長男に「パパにしてくれてありがとう」の一言です。

最後までお読みいただきありがとうございます。
good magnifier どすこい!目指せ全国大会出場!

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